じしん

俺はニュースを見ていた。またか。
また地震か。地震のせいで何人となく犠牲が出ている。
俺はついに決断した。俺は地震を無くして、悲しむ人をこれ以上増やさないようにしよう、と。
こうして二年かけ、ようやくドラゴンボールを集めることができた。
人頼みならぬ龍頼みにはなるが、これが一番いい方法だ。
早速俺は神龍を出した。
「お前の願いは何だ。」
「この世から地震を無くしてくれ！！」
「その願い、叶えよう！」
ゴゴゴゴゴ・・・
パァァァァァァ！
「お前の望み通り、お前自身をこの世から失くしたぞ。」
ひゅん！
ドラゴンボールは飛び散っていった。