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インターホンに出ると宅配便だった。
何か届く予定あったっけ。思い出せなかった。
それはオレンジジュースだった。
同封されている紙を見てやっと思い出す。
『1年待ちのオレンジジュース』
去年テレビで知り注文していたのだった。
インターホンが鳴った。
また届いた。同封の紙には
『3年待ちのコロッケ』とある。
こんな偶然があるのかと驚いていると
『5年待ちの食パン』
『8年待ちの餃子』
『10年待ちのチーズケーキ』
全て私が受取人となっている。
テーブルに広がるプレミア商品。
流石に怖い。心当たりの無い物がほとんどだった。
「どう?びっくりした?」
いきなり声を掛けられ体が跳ね上がる。
そこには…私が立っていた。
「私もこんな使い方あったかーって。すぐ食べたいじゃん。」
そう言ってオレンジジュース以外を持っていってしまった。
私はやっと納得がいく。
納戸の奥のタイムマシンをひっぱり出す。
何か届く予定あったっけ。思い出せなかった。
それはオレンジジュースだった。
同封されている紙を見てやっと思い出す。
『1年待ちのオレンジジュース』
去年テレビで知り注文していたのだった。
インターホンが鳴った。
また届いた。同封の紙には
『3年待ちのコロッケ』とある。
こんな偶然があるのかと驚いていると
『5年待ちの食パン』
『8年待ちの餃子』
『10年待ちのチーズケーキ』
全て私が受取人となっている。
テーブルに広がるプレミア商品。
流石に怖い。心当たりの無い物がほとんどだった。
「どう?びっくりした?」
いきなり声を掛けられ体が跳ね上がる。
そこには…私が立っていた。
「私もこんな使い方あったかーって。すぐ食べたいじゃん。」
そう言ってオレンジジュース以外を持っていってしまった。
私はやっと納得がいく。
納戸の奥のタイムマシンをひっぱり出す。
SF
公開:20/10/06 08:34
まずは自分が楽しむこと。
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