ジャズはお静かに(9)事件の終わり ~オフィスφシリーズ~

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「話すことは終わった。署に戻るよ」
俺はあやめの拳銃を渡した。
パトカーは10台ほど来ていた。
クラブの方には覆面パトが5台いたそうだ。
取り逃がすなよバカと思ったが、ケリーが来たタイミングが良かったので隙が生まれたとも言える。ま、結果論だ。

「ところで芽衣。何故ブルーポールズに来たんだ?しかもステージ途中で?」
『胸騒ぎがしたので貴方に電話したの。そしたら通話中だったのよ。何か重大なことが起こったか起こると思った。それですぐにブルーポールズに向かったのよ』

俺は芽衣の直感に感謝して頭を撫でてやった。
「芽衣がいなかったら俺は死んでたかもしれないな」
『伊達に貴方の秘書はやってないわ』
「芽衣」
『なあに?』
「ありがとう」
そして美しい髪の毛にキスをした。
『それだけ?』
不満そうな表情だ。
芽衣はハグしてきた。俺は芽衣と唇を合わせた。
そしてお互いの気がすむまでそうしていた。
ミステリー・推理
公開:20/10/03 13:53

わんにゃん( 大阪・京都 たまに東京 )

人生3度目の小説への挑戦です。最初は中高生の時でした。

R2.8.29 初めての利用から数日ですが、コメントされる喜びとコメントする楽しさが分ってきました。こじんまりとしたSNSみたいでいい雰囲気ですね。

フォロー返しは必ずします。コメント返しもします。

【入院】10.29(木)から心臓冠動脈バイパス術で入院します。術日は11.2(月です。
【手術】成功しました。皆様からの応援の賜物と厚く感謝申し上げます。心臓ICUから通信許可出ましたv
【退院】11.14(土)退院。応援有難うございます。ご心配おかけしました。
【他サイト】エブリスタhttps://estar.jp/users/581438913

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