ペガサス流星群
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「ペガサス流星群が今夜の午後七時より、日本全国で観測されます」
アパートで遅い夕飯を食べていると、テレビの天気予報のコーナーから聞き慣れない言葉が聞こえて来た。
「ペルセウス座流星群とかじゃないんか?」
私は思わずそうツッコミを入れながら画面を見たが、すでに予報は最高気温と最低気温に変わっていた。
時刻を確認すると、午後六時五八分だった。
私は少し気になったので、ベランダを開けて、外に出た。
夜空を見上げても、満月が見えるばかりで、星の煌めきは中々見分けがつかない。
「流星群にしてもペガサスじゃないよねぇ」
そう呟いた時だった。
夜空に白い光が宿った。それは、翼を生やした馬のように見えた。
エッと思う間もなく、同じ様な光が無数に夜空に現れ、縦横無尽に飛び交って行った。
「マジのペガサスじゃん」
私は年甲斐もなく声を弾ませながら、この奇妙な光景を時間を忘れて見入っていた。
アパートで遅い夕飯を食べていると、テレビの天気予報のコーナーから聞き慣れない言葉が聞こえて来た。
「ペルセウス座流星群とかじゃないんか?」
私は思わずそうツッコミを入れながら画面を見たが、すでに予報は最高気温と最低気温に変わっていた。
時刻を確認すると、午後六時五八分だった。
私は少し気になったので、ベランダを開けて、外に出た。
夜空を見上げても、満月が見えるばかりで、星の煌めきは中々見分けがつかない。
「流星群にしてもペガサスじゃないよねぇ」
そう呟いた時だった。
夜空に白い光が宿った。それは、翼を生やした馬のように見えた。
エッと思う間もなく、同じ様な光が無数に夜空に現れ、縦横無尽に飛び交って行った。
「マジのペガサスじゃん」
私は年甲斐もなく声を弾ませながら、この奇妙な光景を時間を忘れて見入っていた。
ファンタジー
公開:20/12/01 17:17
マジックリアリズム
『幻想日和』
幻想小説や怪奇小説を自由気ままに書いています。
架空の国、マジックリアリズム 、怪談、残酷なファンタジー、不思議な物語が好きです。
そこに美しい幻想や怪奇があるならば、どんなお話でも書きたいと思います。
アイコンは宇薙様(https://skima.jp/profile?id=146526)に描いていただきました。
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