月光の道標
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ある満月の夜、静寂が心地良い時間に彼は来た。
「起きてる?」
「寝てたわ」
彼は嬉しそうに笑ったけれど、すぐに寂しそうな表情をした。
「今日じゃないと会えなかったからさ」
「明日だって会えるでしょ」
「いや、今日じゃなきゃダメなんだ。今日を逃したらしばらく会えない。」
私は呆れてため息をついた。彼に触れようとしたが触れられない。
私は何も言えなくなった。
カーテンの隙間からキラキラした光が舞い込んで、彼は言った。
「この光がないと、君に見える姿で会いに来れないんだ。」
「起きてる?」
「寝てたわ」
彼は嬉しそうに笑ったけれど、すぐに寂しそうな表情をした。
「今日じゃないと会えなかったからさ」
「明日だって会えるでしょ」
「いや、今日じゃなきゃダメなんだ。今日を逃したらしばらく会えない。」
私は呆れてため息をついた。彼に触れようとしたが触れられない。
私は何も言えなくなった。
カーテンの隙間からキラキラした光が舞い込んで、彼は言った。
「この光がないと、君に見える姿で会いに来れないんだ。」
ファンタジー
公開:20/12/01 15:45
更新:20/12/02 21:23
更新:20/12/02 21:23
ショートショート初心者です。不思議な話が好きです。よろしくお願いします。
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