アイデンティティ

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「あなたと似てる人をさっき見かけたよ」
そう言われてドキリとした。
自分を客観視するということは、普通の人は普段の生活でほぼない。
だから、そんなことを言われたとき、自分が他者からどのように見られているのかを知る絶好のチャンスであるが、知りたくもあるようなないような…
今までの主観的に作られたアイデンティティが崩れてしまいそうで怖い。

とりあえあず、私はそんな一瞬の逡巡を経てこう口にした。
「そう、、」

そして最近、オンラインで自分の顔が映ることが多く、今まで見慣れていた顔との違いに戸惑い、気持ち悪さを感じ、何度も合わせ鏡をした。

気持ち悪い自分の写真を見つめながら、似顔絵を描いてみた。
案外上手く描けた、案外悪くない顔をしていた。
その他
公開:20/11/29 02:12

あい

初心者です
よろしくお願いします

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