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「二人から、『自分とあっちの、どちらをとるか』ってずいぶん前に聞かれたんだ。で、僕はその答えを『今は、僕にとってどちらも大事だから』って、曖昧に答えて保留していたんだけれど」
「ああ、そういう話は、時々聞きますね。でもまあ、わたしもあなたと同様のことで悩まされたことがありますけれど、確かに一つにまとまれば、それでいいようにも思いますが、別々の方が気持ちがいいという場合もあるんですよね」
「そう。一長一短があるんだ。一方はいろいろこなすけれど、出来ることが多すぎてこちらの扱いに困ることもある。それに対して、昔からのつき合いの方は、出来ることは限られているけれど、そのわかりやすさがいいんだ。ほかに何も無いということは、安心感も与えてくれる」
「おじさんが二人、テレビのリモコンとスマートフォンを持って、何を語り合っているのかしらね。
それらのデバイスはもう人体に埋め込まれる時代なのに」
「ああ、そういう話は、時々聞きますね。でもまあ、わたしもあなたと同様のことで悩まされたことがありますけれど、確かに一つにまとまれば、それでいいようにも思いますが、別々の方が気持ちがいいという場合もあるんですよね」
「そう。一長一短があるんだ。一方はいろいろこなすけれど、出来ることが多すぎてこちらの扱いに困ることもある。それに対して、昔からのつき合いの方は、出来ることは限られているけれど、そのわかりやすさがいいんだ。ほかに何も無いということは、安心感も与えてくれる」
「おじさんが二人、テレビのリモコンとスマートフォンを持って、何を語り合っているのかしらね。
それらのデバイスはもう人体に埋め込まれる時代なのに」
その他
公開:20/11/28 06:21
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
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