全自動美容室

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『全自動美容室』にやって来た。
中に入ると、皆フルフェイスヘルメットの5倍程の物を被り鏡の前に座っている。
「オーダーはタッチパネルに、なりたい髪型の人物を打ち込みます。ネットで検索できる人なら誰でもOKです。芸能人、歴史上の人物等好きな方を入れて下さい」お姉さんが、椅子に案内してタッチパネルを渡す。
私は悪戯心が抑えきれなくなった。そうだ誰も入力しない人を入れちゃえ!
『マリーアントワネット』と打ち込む。
メットの様な物が自動で頭に被さり、中でウィーンと何やら音が聞こえる。
2時間後、そこには『ケーキを食べれば~』の頃のマリーアントワネットが座っていた。
お会計の為、お姉さんの所へ。
「あっあの…。まさか、こんな完璧に仕上がるとは思わず…」
「あぁ~なんかぁふざけたくなる人が多くて、バッハ、モーツアルトは何人も居ますよ」
と、うんざりした感じだ。
私がダッシュで帰ったのは言うまでもない。
ファンタジー
公開:20/11/25 17:45

樫木

ご覧いただきありがとうございます。
400字をオーバーして削る→話がおかしな事になる→やり直して更に悲惨な事に…
諦めて寝る(-_-)zzz を繰り返しています( ;∀;)

読んで頂いた方が少しでも、楽しい、面白い、ちょっと悲しい、等々になってくれたらいいなぁ~なんて思いながら投稿しています。(そこまで上達してませんが( *´艸`))
どうぞよろしくお願いいたします。

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