奄美大島のケンムン物語

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奄美大島の森は、創造神であるアマミコ様と管理するケンムンによって守られていました。最近、人々が森の木を切り山を崩し荒れ果て、ケンムンと一緒に森を守っている人々は途方にくれていました。
その時、突然、天から雲に乗って、アマミコ様が現れました。
「皆さん、お揃いですね。良いお知らせがあります。奄美の森を守るために、世界自然遺産への、登録活動をすることになりました。登録されれば、自然が守られます。皆さんにとっても、良い環境が残ると思います」
アマミコ様の話を聞いて、みんなが拍手をしました。
「みんなができる、小さなことを沢山して、この島を世界自然遺産の島にしましょう。まず皆さん枯れた木を片付けます」とケンムンが言い全員が拍手しました。
すると雷が鳴り響き雨が降り、すぐに晴れました。そして周りを見渡すと、天に帰ったのか、アマミコ様の姿がありませんでした。そして奄美大島は世界自然遺産になりました。
ファンタジー
公開:20/11/24 16:05
更新:20/12/11 21:24

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