暗闇

2
2

視界に映るのは真っ暗な世界。
歩けど歩けど、その光景は変わる事はない。
毎日同じような事をして暮らす毎日。

幸せなのだろうか?いや罪悪感しかない。
真っ暗な世界から抜け出す最中に差し込むほんの少しの光は、目を向けた瞬間にあっという間に閉じてしまう。

物音は聞こえど、声は聞こえどその姿や建物は全く持って見えてこない。
私は一体どこに進んでいるんだろう?何故この目には何も見えないのだろう。

声や音は聞こえるのに、身体に何一つ病を抱えている訳でもないのに。その光景は何一つとして見える事はない。

叫べば全く見えないどこかから返事が返って来て、見えないどこかで誰かとぶつかる。

光が見えぬ世界、迷ってしまった暗闇の場所で今日も今日とて歩き続ける。
どこに答えが、そして光があるかなんて全く持って分からない。

でも私はただ前も後ろも分からない暗闇で歩く。それが正解だと信じて…
その他
公開:20/11/16 18:17

勇と申します。
まずは書く楽しさを取り戻したいと思ってます。
ゆっくりと考えを変えていきます。
最近は気まぐれに更新中です。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容