未来の過去
1
3
「ただいまー、お母さん今日のご飯は?」
「ステーキか!やった!」
「デザートもあるの!?嬉しい!」
「うん、そうなんだ。テストで100点とったよ!」
「かけっこでも一等賞で褒められたんだよね!」
ピーーーーーー
「キャンプって楽しいね、お父さん」
「ねぇ、コーヒーって美味しいの?ちょっと飲ませて。うぇ、苦い」
「明日は釣りをしようね」
ピーーーーーープツッ
なにが家族の記憶なのか、全く分からない。理解できない。このタイトルはハズレだな。やっぱり独裁者の記憶が一番楽しいや。
20X X年の日本、科学の進化は臨界点に到達し、あらゆる欲望が飽和した世界の話。人々は自らの欲求や興味に閉じこもり、根源的な感情を失った。
「ステーキか!やった!」
「デザートもあるの!?嬉しい!」
「うん、そうなんだ。テストで100点とったよ!」
「かけっこでも一等賞で褒められたんだよね!」
ピーーーーーー
「キャンプって楽しいね、お父さん」
「ねぇ、コーヒーって美味しいの?ちょっと飲ませて。うぇ、苦い」
「明日は釣りをしようね」
ピーーーーーープツッ
なにが家族の記憶なのか、全く分からない。理解できない。このタイトルはハズレだな。やっぱり独裁者の記憶が一番楽しいや。
20X X年の日本、科学の進化は臨界点に到達し、あらゆる欲望が飽和した世界の話。人々は自らの欲求や興味に閉じこもり、根源的な感情を失った。
SF
公開:20/11/13 00:27
パッパラパッパー
ログインするとコメントを投稿できます