ラムネプラシーボ
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「ごめんください」
「あぁ、また来たのか。いつもの薬なら準備できてるよ」
「それなんですが、おかげさまで母の病気は治りました!なので薬はもう大丈夫です!今日はこれまでお世話になった挨拶をと思いまして」
「...?」
「医者も見放した母を治せる薬を売ってくださってありがとうございました!」
詐欺師は少年を見送ると渡す予定だった錠剤らしきものを一粒口に含むと、想像通り口いっぱいにラムネの味が広がった。
「あぁ、また来たのか。いつもの薬なら準備できてるよ」
「それなんですが、おかげさまで母の病気は治りました!なので薬はもう大丈夫です!今日はこれまでお世話になった挨拶をと思いまして」
「...?」
「医者も見放した母を治せる薬を売ってくださってありがとうございました!」
詐欺師は少年を見送ると渡す予定だった錠剤らしきものを一粒口に含むと、想像通り口いっぱいにラムネの味が広がった。
その他
公開:20/11/11 17:47
小説について色々調べてたらこのサイトにたどり着き、面白そうだったので始めました。ジャンルは色々試してみたいと思います。小説家になろうの方でも投稿しているので興味があったら覗いてみてください。どうぞよろしくお願いします。
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