未知の言語

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ジャングルを彷徨う事2週間。やっと探し当てた原住民族は
メイクや衣装の特徴がどれとも合致せず、まだ確認されていない未知の民族と思われた。
両者警戒態勢のまま膠着状態が続いた。

すると民族の長と思しき老人が屈強な若者を連れ立ってこちらに近づいてきた。
私もガイドを従えて恐る恐る前進した。
互いに数メートルまで近づくとガイドは試しにある言語で敵意は無いことを語りかけた。
手応えは無かった。原住民の若者はこちらに槍のような武器を向けたままだ。
すると長老は手を上げ制するようなジェスチャーをした。
若者は槍を下ろす。
そしてこちらに顔を向け口を開いた。

「(゚Д゚≡゚Д゚)?」

耳を疑った。老人の発した顔文字が聞き取れた。
ガイドが僅かに後ずさった。
私は急いでスマホに入力し画面を向けた。
『( ´∀`)人(´∀` )』
長老は熟考し、静かに口を開いた。

「(*´∇`)b 」
SF
公開:20/11/09 12:24

吉田図工( 日本 )

まずは自分が楽しむこと。

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