アンジェラへの一言

　昨晩、親友のアンジェラが到着。私が地方勤務の間に一度おいでと、声をかけていた。

｢アンジェラ、柿♪｣
｢わぁ～、頂きま～す♪　サクッと甘くて美味し～♪｣

　今朝は快晴、ベランダからの景色もよく見える。私は名所を指差した。

｢アンジェラ、滝♪｣
｢へぇ～、滝も見えるんだね～♪｣

　アンジェラももうすぐ転勤。

｢アンジェラ、萩……｣
｢そっ、山口県萩市から、広島県安芸(あき)市へ｣
｢アンジェラ、安芸！｣

　そんなこんなを話しながら、私たちは出掛けた。少し肌寒い。なのに、アンジェラはTシャツにジーンズ。寒くないのか？

｢アンジェラ、秋！｣
｢いいの、私暑がりだから！　このTシャツ、買ったばっかで着たいのよ♪｣
｢アンジェラ、脇！｣
｢脇？　あっ！　剥がした値札シール、どこかへ行ったと思っていたら、アハハ、脇にッ♪｣

　私たちは、和気あいあいのひとときを過ごした♪

　ニャハ♪