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私は独り暮らしをしていた。森の神社でも行こうと歩いていると、罠に掛かった子狸を見つけた。傍に親狸がいて必死に「助けて」と訴えた。私が罠を外すと、親狸は頭を下げて「森の神社には、零れた御利益の欠片が落ちています。朝境内に行くと欠片が輝いているので、拾って口へ飲み込み、身体に溜めておくと良い事がありますよ」と、教えてくれた。
翌朝境内に行くと既にお腹が膨れた狸親子がいた。教えられた通りにし、ついでに落ち葉やゴミも拾った。
毎日通っている内に狸親子とも仲良くなった。
ある日親狸が「森の仲間と境内で、月見をするので来ませんか」と誘ってくれた。
行くと沢山の木の実や果物が置かれていた。
私を見て「人が来た」と大騒ぎになったが狸親子の知り合いだとわかり。仲間にしてくれた。
数日後、森の神社に仕える鼠が「主からです」と、取れたばかりの餅米を届けてくれたので、今度は私が餅をついて皆で食べようと思った。
翌朝境内に行くと既にお腹が膨れた狸親子がいた。教えられた通りにし、ついでに落ち葉やゴミも拾った。
毎日通っている内に狸親子とも仲良くなった。
ある日親狸が「森の仲間と境内で、月見をするので来ませんか」と誘ってくれた。
行くと沢山の木の実や果物が置かれていた。
私を見て「人が来た」と大騒ぎになったが狸親子の知り合いだとわかり。仲間にしてくれた。
数日後、森の神社に仕える鼠が「主からです」と、取れたばかりの餅米を届けてくれたので、今度は私が餅をついて皆で食べようと思った。
ファンタジー
公開:20/11/03 15:06
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