閑話休題４

「滅亡短編」を７つ書き終わった空津歩は、次のシリーズを構想しながら、チキンラーメンを食べる。大好物というわけではないが、ふと無性に食べたくなる日がある。ペヤングソース焼きそばと同じ現象だ。チキンラーメンに生卵を落とし、わけぎを散らしたものをおそらく１年ぶり位に食すと、「ああ、これこれ」という信頼感にも似たものがこみ上げてくるのだから、チキンラーメンはすごい。お湯を注ぐだけで出来上がるのもすごい。「すぐおいしい、すごくおいしい」のキャッチコピーは伊達ではないのだ。CMのがっきーも可愛いし。滅亡の７編を書いたからか、滅亡の前日はチキンラーメンでも…と思うが、実際そうなったら別のものが食べたくなる可能性も高い。まあ、そんなことはどうでもいい。最近、うちのチビ君が保育園に通いだした。なので久しぶりに読書でもしようと思う。何かいい本はあるだろうか？底抜けに明るいやつがいい。