背中合わせ

幸せのベルが聞こえる
困難は二人にとって愛の試練だ
そう思えば不思議と寛大になれた
今まで何度もケンカをしたけど
人は生まれ変われると言い聞かせた
夜には何度も気持ちを確かめ合って
君は枯れるまで涙をながしてくれた
だが、そんな日常も終わりを告げた
ホテルでの浮気現場がフラッシュバックする
平然と僕の横に座る君
問い詰めなきゃよかったのかな
君は悪気もなく開き直った
もう何も考えられない
死んでしまおうかとも思った
僕は狂気に満ちて絶叫した


幸と不幸は常に背中合わせだ。