僕が変態呼ばわりされた話
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僕はバスに乗った。
バスの中は混んでいた。
ドアが閉まると、目の前の女性が妙なハイテンションでいきなり僕に話しかけてきた。
「ねえ、私のこと覚えてる?」
「え?」
「さっきまで一緒に働いてたでしょ」
「ああ」
一日限りのモニタ調査のバイトの事だ。
確かに顔は合わせていたが、話すのはこれが初めてだ。
彼女は僕をじろじろと見る。
「君、変態でしょ」
「え?」
「私、わかっちゃうんだよねえ。私と同じ波長してるもん。あ、別に照れなくていいよ。私も変態だから!!」
彼女は周囲をはばからずに大笑いした。
なんだこの人、怖い!
「あ、あの、僕は別に…」
「え、絶対、変態だよね?」
「いや、その」
「わかるもん!隠さなくていいって!変態でしょ!?」
何がしたいの?
まさかの逆ナンか?
「私の旦那も変態なの!!」
薬指に指輪が光る。
ホント何がしたいの!この女!!
「ね、認めなよー!変態だよね!? ね!!」
バスの中は混んでいた。
ドアが閉まると、目の前の女性が妙なハイテンションでいきなり僕に話しかけてきた。
「ねえ、私のこと覚えてる?」
「え?」
「さっきまで一緒に働いてたでしょ」
「ああ」
一日限りのモニタ調査のバイトの事だ。
確かに顔は合わせていたが、話すのはこれが初めてだ。
彼女は僕をじろじろと見る。
「君、変態でしょ」
「え?」
「私、わかっちゃうんだよねえ。私と同じ波長してるもん。あ、別に照れなくていいよ。私も変態だから!!」
彼女は周囲をはばからずに大笑いした。
なんだこの人、怖い!
「あ、あの、僕は別に…」
「え、絶対、変態だよね?」
「いや、その」
「わかるもん!隠さなくていいって!変態でしょ!?」
何がしたいの?
まさかの逆ナンか?
「私の旦那も変態なの!!」
薬指に指輪が光る。
ホント何がしたいの!この女!!
「ね、認めなよー!変態だよね!? ね!!」
その他
公開:20/08/18 21:14
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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