蚊の文明

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蚊がブーンと羽音をさせ、警戒したものの結局は刺されてしまった。
頭にきて調べてみると、中々のやり手のようだ。
ハエ目カ科に属し世界で2500-3000種も存在し、日本には100種が暗躍している。1億数千万年前の中生代ジュラ紀の地層からも、化石が発見されている吸血動物の強者である。
感染症も媒介し、いまだ世界では年間100万人もの命を奪っている。
吐く息の二酸化炭素や体温にが反応し、攻撃に来る様だ。主な活動気温は25-30度だから猛暑には姿を隠し、涼んでいるかも知れない。ちなみに刺すのはメスのみで、殺してまだこいつは血を吸っていないと喜んでもオスの場合もある。
足の裏の常在菌をアルコールティシュで消毒したり、シーブリーズ(薬用ローション)を掛けたりすると7割方は防げるとも言われる。
蚊も進化を目指し世界蚊類研究所で日夜血の出るような努力を続け、更なる繁殖力増強と攻撃戦略を研究開発中らしい。
その他
公開:20/08/16 12:34
更新:20/08/17 08:23

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