おばけ
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新居に引っ越す。
その場所で新婚生活を始める。
近くに親戚がすんでおり、いざというときに助け合えればと思っていた。
新築ではないが、きれいにリノベーションされており住み心地は最高であった。
しかし、夜になるとかち、かちという音が聞こえるような気がした。夫には聞こえないというため、私は不安を募らせた。
ある日、夜に目が覚めると消したはずのリビングに電気がついていた。私は勇気を出してゆっくりリビングの中をのぞいた。
中を見ると叔母と叔父がご飯を口にかけこんで幸せそうに微笑んでいた。
私に気がつくと「あら、まだ寝てなかったの。おばけでも見たの?」
確かに私はおばけを見ていた。
その場所で新婚生活を始める。
近くに親戚がすんでおり、いざというときに助け合えればと思っていた。
新築ではないが、きれいにリノベーションされており住み心地は最高であった。
しかし、夜になるとかち、かちという音が聞こえるような気がした。夫には聞こえないというため、私は不安を募らせた。
ある日、夜に目が覚めると消したはずのリビングに電気がついていた。私は勇気を出してゆっくりリビングの中をのぞいた。
中を見ると叔母と叔父がご飯を口にかけこんで幸せそうに微笑んでいた。
私に気がつくと「あら、まだ寝てなかったの。おばけでも見たの?」
確かに私はおばけを見ていた。
ホラー
公開:20/08/13 11:52
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