花火大会

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久しぶりに故郷に帰って来た、と言ってももう両親は死んでいないのだが。
両親が亡くなった時、別れた幼馴染みのえりちゃんは今も元気だろうか?花火大会の時に買って上げたガラス玉の指輪はまだ、持っているのだろうか?
今日は奇しくも花火大会の日。日が落ちていくと共に人の往来が多くなってきた。
その時、後ろから
「たかしくん……?」
と懐かしい声がした。振り返って、
「えりちゃん?」
と声をかけると、多分付き合っている彼氏なんだろう。男の子と手を繋いで手を振ってきた。
「久しぶりだねぇー」
と声をかけてきた彼女に何も言えずに
その場を後にした。
その夜屋台で久しぶりに買ったりんご飴はちょっとばかり塩気がする甘酸っぱい味がした。
青春
公開:20/08/11 13:00
花火大会、幼馴染み、りんご飴

千里 望( 茨城県 )

初めまして

ショートストーリーが好きで自分でも書いてみたく
なって入りました。
もし良ければコメントしてくれるとうれしくて飛び跳ねます。

宜しくお願いいたします。
twitter/@min4126

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