4
6

この競技に説明は不要。みだりに口数多く言葉で全てを説明する現代のそのあさましさはまさに士道にあらず。感じること、察すること、己の目や耳で自然より知り、学ぶこと。それすなわち士道なのである。

「士道に指導なし」

士道とは私道であり私導である。自らの道を自ら示し導く。その精神であり鍛錬である。俗物からの乖離、己が世界をいかに心眼にて真贋を見極めるか。それが初歩にして極み、士道の真髄である。

そして、己が士道を競い合い磨き上げることが士道という競技の目的である。
士道は、二人の「士」が向かい合い目を瞑ることで開始、相手の士道を感じ、己の士道をぶつける。一見、俗物から見ればそれは正座した2名が目を瞑りむかい合うだけの退屈な光景に映るが、正常な士道を持つものであればえも言われぬ魂の美しき火花が極彩色を持って感じられるだろう。

さぁあなたにも見えるでしょう、
この士道士たちの命の煌きが!
その他
公開:20/08/08 02:02
空想競技 それっぽいけど 中身ゼロな奴

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容