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目の前に虎がいる。
加藤清正は考えた。
「こいつを退治すりゃあ有名になるな」
虎は意外とおとなしい。
しかもこいつはメスだ。
メス虎は果敢に襲ってくることない。
彼はカメラマンに舌打ちする。
「いいか、一番カッコいいとこをばっちり撮ってくれよ」
虎の首根っこを抑えつけて羽交い絞め。
カメラ目線でポーズを決める。
シャッター音がバチバチ鳴り響く。
「イケメン、どう猛な虎を退治!」
こんな見出しで少女雑誌のグラビアに出れるな。
清正はご満悦だ。
後日、カメラマンから連絡が入った。
撮影の第2弾を行うという。
喜び勇んで、待ち合わせ場所に向かった。
カメラマンはあるテントの前にいた。
撮影場所はこの中だという。
入ると、いきなりどう猛な虎が突っかかる!
一目散に逃げたら、テントの上にこんな看板が。
「熊本城大サーカス 虎とイケメンのダンスショー」
加藤清正は考えた。
「こいつを退治すりゃあ有名になるな」
虎は意外とおとなしい。
しかもこいつはメスだ。
メス虎は果敢に襲ってくることない。
彼はカメラマンに舌打ちする。
「いいか、一番カッコいいとこをばっちり撮ってくれよ」
虎の首根っこを抑えつけて羽交い絞め。
カメラ目線でポーズを決める。
シャッター音がバチバチ鳴り響く。
「イケメン、どう猛な虎を退治!」
こんな見出しで少女雑誌のグラビアに出れるな。
清正はご満悦だ。
後日、カメラマンから連絡が入った。
撮影の第2弾を行うという。
喜び勇んで、待ち合わせ場所に向かった。
カメラマンはあるテントの前にいた。
撮影場所はこの中だという。
入ると、いきなりどう猛な虎が突っかかる!
一目散に逃げたら、テントの上にこんな看板が。
「熊本城大サーカス 虎とイケメンのダンスショー」
その他
公開:20/08/07 22:39
歴史ものに特化した小説を書いています。
よろしくお願いします!
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