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店主からお盆を受け取るカウンター席。
ご飯を指差しながら
「一杯目から『おかわり』するにはどうすれば良い?」
言葉が出ない。メニューに目を移す。
日替わり定食のつもりで注文していたのは「問いかけ定食」であった。
「ちゃんと正解はあるんですか?」
とりあえず味噌汁から手を付ける。
「適当言ってるんだから俺が納得すれば正解。」
目線はまな板で返事が返ってきた。
まいったな。気にせず食べるのが正解な気もするがなんか悔しい。
一杯を二分割するか。昼飯の続きだと言い張るか。
微かな笑い息が鼻息となって出た。…冷める前に食おう。
「あ、大将。これならどう?」
ある光景が目に止まり思わず声を掛けていた。
顔を上げる店主。
隣席の丁度食べ終わった男性に一口だけご飯を食べてもらう。
「誰の『おかわり』かは指定無かったので。」
ドヤ顔かもしれない。
「気にくわねぇ。」
小皿に乗った唐揚げが遅れてやってきた。
ご飯を指差しながら
「一杯目から『おかわり』するにはどうすれば良い?」
言葉が出ない。メニューに目を移す。
日替わり定食のつもりで注文していたのは「問いかけ定食」であった。
「ちゃんと正解はあるんですか?」
とりあえず味噌汁から手を付ける。
「適当言ってるんだから俺が納得すれば正解。」
目線はまな板で返事が返ってきた。
まいったな。気にせず食べるのが正解な気もするがなんか悔しい。
一杯を二分割するか。昼飯の続きだと言い張るか。
微かな笑い息が鼻息となって出た。…冷める前に食おう。
「あ、大将。これならどう?」
ある光景が目に止まり思わず声を掛けていた。
顔を上げる店主。
隣席の丁度食べ終わった男性に一口だけご飯を食べてもらう。
「誰の『おかわり』かは指定無かったので。」
ドヤ顔かもしれない。
「気にくわねぇ。」
小皿に乗った唐揚げが遅れてやってきた。
その他
公開:20/08/06 23:56
まずは自分が楽しむこと。
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