筋肉痛に悩む浮世絵師

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葛飾北斎は、なぜか浮世絵を描き上げた翌日、筋肉痛に見舞われる。
原因はいまだに分らない。

おにぎりが大好物な北斎は、いつもおにぎりを食べながら絵を描くものだから、おにぎりが筋肉痛の原因だろうと考えた。

だから彼はそれを確かめるため、おにぎりを食べない代わりに、おにぎりを食べる自分の絵を書いてみたのだ。

彼は絵にのめりこむあまり、絵の世界に自分が登場する夢を見る。朝起きると筋肉痛になっている。
案の定今回も、自身がおにぎりを食べる夢を見た。
そして翌朝目が覚めると、筋肉痛になってない!

やはりおにぎるを食べるから筋肉痛になるんだ。

そう確信した北斎は、次回作はおにぎりを食べずにいつもどおりの絵を書いた。

ところが朝起きると、激しい筋肉痛に襲われている。
一体どうしてなんだ??

彼は富士山の絵ばかり描くものだから、いつも富士山に登る夢を見続けていたのだ。
ファンタジー
公開:20/08/03 13:25

岡本たかし

歴史ものに特化した小説を書いています。
よろしくお願いします!

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