竹馬ハードル競争
5
4
僕は、[竹馬ハードル競争]のJr世界大会で、第1、2回とも優勝した。
[竹馬ハードル競争]とは、竹馬に乗って、ハードルを飛び越えながら、100mを走る競技だ。
安全の為、ヘルメット着用が義務付けられている。
竹馬から落ちたり、ハードルを倒したら、即失格になる。
今回は日本開催ということで、僕は気合い充分で大会に臨んだ。
愛用の竹馬は、応援に来てくれている爺ちゃんの手作り。
僕は、好スタートを切り、快調にハードルを飛び越え、他の選手をリードした。
終盤に差しかかった時、隣りの選手が猛スピードで追い上げて来て、僕を抜き去った。
焦った僕は、バランスを崩し、転倒しそうになった。
何とか踏み留まり、ゴール目指して駆けた。
結局、僕は2位で、X国の選手に逆転優勝された。
「ナイスファイト」
表彰式後、X国の選手が握手を求めてきたので、笑顔で応じた。
優勝は逃したけれど、“竹馬の友”を得た。
[竹馬ハードル競争]とは、竹馬に乗って、ハードルを飛び越えながら、100mを走る競技だ。
安全の為、ヘルメット着用が義務付けられている。
竹馬から落ちたり、ハードルを倒したら、即失格になる。
今回は日本開催ということで、僕は気合い充分で大会に臨んだ。
愛用の竹馬は、応援に来てくれている爺ちゃんの手作り。
僕は、好スタートを切り、快調にハードルを飛び越え、他の選手をリードした。
終盤に差しかかった時、隣りの選手が猛スピードで追い上げて来て、僕を抜き去った。
焦った僕は、バランスを崩し、転倒しそうになった。
何とか踏み留まり、ゴール目指して駆けた。
結局、僕は2位で、X国の選手に逆転優勝された。
「ナイスファイト」
表彰式後、X国の選手が握手を求めてきたので、笑顔で応じた。
優勝は逃したけれど、“竹馬の友”を得た。
青春
公開:20/08/02 11:49
ログインするとコメントを投稿できます