『箱』 会場で生を

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始まりは静かで落ちついたクラシックだった。
親の趣味だったが、大勢の人達が集まり生の演奏を聴くのは割と気に入った。
十代は派手な音楽を好む人も多い。好みは人それぞれと思っていた。

今日は一人で行こう。初めての爆音。
中学生の倍の年になって体の奥まで震える大音響。
CDとは違うアレンジのある歌。煽ってくる演奏とこたえる手拍子。ジャンプし、大声でお気に入りのフレーズを叫ぶ。会場の一体感。
ぐったりしたけどこういう気持ち良さの演奏もあると遅まきに知る。

友人と舞台演劇に訪れる。
みんな楽しそう。理解と愛情が役者の演技を温かに見守る。テレビと違う新鮮さ。

友人は言う。
今度は朗読のライブなんてどう?本、好きでしょ?
なるほど、それはまた違う世界との出逢いがありそう。ワクワク。
また今度、足を運ぼう。その時はどうぞよろしく。どこかの会場。
いえいえ、ボックス席とかじゃなくても大丈夫ですけどね。
青春
公開:20/07/29 19:58

とーしろさん

はじめまして~。
いつだって初心で、挑戦者のこころでぶっ込みたい素人モノ書きです。

沢山の方々に支えられ、刺激を与えられ、触発されて今日ももちょもちょ書いております。
一人だけでは生み出せないモノがある。
まだ見ぬステキな創造へ、ほんの少しずつでも進んでいきたい。

ショートショートというジャンルに触れる切っ掛けをくださった、
月の音色と大原さやかさんを敬愛し感謝しております。

興味をもって読んでくださる全ての方にも、ありがとうございます~^^

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