胸が痛くなる
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向かい合わせの電車のホームで彼氏らしい人と笑い合う君の笑顔にいつの間にか恋をしていた。こんな不毛な恋なんてと何回も思ったけど、やっぱり諦められなくてずっと見つめていたんだ。
ある日の事だった、君がホームのベンチに座って泣いていた。それを見た瞬間僕は向かい合わせのホームに行く階段を登っていた。行った所で何も出来ない事は分かっているのに。
案の定ベンチに座って泣いている君を見ても何て声をかけていいか、わからない。僕は脇に座るとタオルハンカチを出して君に、
「使って、返さ無くていいから」
と、君の手を取って握らせた。君は一瞬驚いた顔をしたけれど小さい声で、
「ありがとうございます……」
と受けとった。
「僕なら君を泣かしたりしないのに、僕では駄目かな?」
君は涙でグシャグシャの顔をしながら、
「ごめんね?私振られたばかりなのにまだ彼氏が好きなの。でも、ありがとう」
大丈夫いつか僕が君を笑わせる。
ある日の事だった、君がホームのベンチに座って泣いていた。それを見た瞬間僕は向かい合わせのホームに行く階段を登っていた。行った所で何も出来ない事は分かっているのに。
案の定ベンチに座って泣いている君を見ても何て声をかけていいか、わからない。僕は脇に座るとタオルハンカチを出して君に、
「使って、返さ無くていいから」
と、君の手を取って握らせた。君は一瞬驚いた顔をしたけれど小さい声で、
「ありがとうございます……」
と受けとった。
「僕なら君を泣かしたりしないのに、僕では駄目かな?」
君は涙でグシャグシャの顔をしながら、
「ごめんね?私振られたばかりなのにまだ彼氏が好きなの。でも、ありがとう」
大丈夫いつか僕が君を笑わせる。
青春
公開:20/07/29 15:00
恋、青春
初めまして
ショートストーリーが好きで自分でも書いてみたく
なって入りました。
もし良ければコメントしてくれるとうれしくて飛び跳ねます。
宜しくお願いいたします。
twitter/@min4126
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