インド洋に浮かぶ宝石

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 インド洋に浮かぶ宝石といわれる島からどこまでも広がる海と空を眺めながら、友人の真帆とおしゃべり。トロピカルカクテルに浸かって。私は目の前に広がるターコイズブルーの海の色の様なカクテルに、真帆は夕暮れが海を染めるような赤いカクテル。両腕をグラスにかける。パイナップルにさされたパラソルが強い太陽の光を遮り日陰を作ってくれる。時折喉が渇くと長いストローにぶらさがってカクテルを飲む。同じ色になりそう
「ジンベイザメに会えて最高やね」
「マンタにも会いたいね」
真帆は20代の頃のダイビング友達

また一緒に行ける様になったね。今日は体が軽い。いつも抱っこ紐の沙羅は重かった様な。そういえば真帆の息子はこの春私立中学に合格したような。

昼寝から起きた沙羅の泣き声
 
はっと目が覚めた。テーブルには開けた旅行ガイドブック
最近の趣味である妄想旅行!の夢?
でも、カクテルのパラソルがある。ということは。
ファンタジー
公開:20/07/30 12:13

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