ぬくもり
8
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雨の音で目が覚めた。酒を飲みながらリビングでそのまま寝てしまったようだ。
「わたし、子供ができたの。」
ずっと待っていたのだ。
嬉しくてつい盃を重ねてしまった。
妻はいつ引き上げたのか、僕がうつ伏して寝ている隣に毛布がたたんで置かれていた。
「あなた、どうせいつも寝ちゃったら動かないから(笑)」とメモが置かれている。
僕が毛布を持って寝室に行くと、妻はタオルケットに包まって丸くなって寝ていた。
愛しい妻。そしてもうすぐ生まれてくる僕らの子供がここにいる…そう思うと心が感動でいっぱいになる。
明け方の雨のせいか空気が少し肌寒い。
風邪を引かないように毛布をかけてやろうと僕は妻のタオルケットをそっと外した。
妻は
卵を抱いていた。
「わたし、子供ができたの。」
ずっと待っていたのだ。
嬉しくてつい盃を重ねてしまった。
妻はいつ引き上げたのか、僕がうつ伏して寝ている隣に毛布がたたんで置かれていた。
「あなた、どうせいつも寝ちゃったら動かないから(笑)」とメモが置かれている。
僕が毛布を持って寝室に行くと、妻はタオルケットに包まって丸くなって寝ていた。
愛しい妻。そしてもうすぐ生まれてくる僕らの子供がここにいる…そう思うと心が感動でいっぱいになる。
明け方の雨のせいか空気が少し肌寒い。
風邪を引かないように毛布をかけてやろうと僕は妻のタオルケットをそっと外した。
妻は
卵を抱いていた。
その他
公開:20/07/28 11:27
のんびりゆるぅり書いてみたいと思います。
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