『秋風と眼鏡』 感じいる時期

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秋の涼しげな風を感じてふと思った。
秋かあ、楽しかった夏休みも過ぎ冬になっていく。寂しいな。
そんな私に友人の一人が言った。
えー、秋って催し物多いし、食べ物おいしいし実りの季節ってカンジじゃん。楽しいよ、むしろ。
ふむ、そういう考え方もあるか。
また別の友人が言う。
私、夏って暑さでバテて出歩きたくないから、涼しくなってようやく遊び歩けるわ。それにおシャレも幅が増すし、私は秋からの方が楽しめるな。
なるほど。同じ季節も人の眼鏡によってまったく違ったものになるなあ。
モノゴトは色眼鏡で一面的に見ない方が楽しめるという訳なのかな。勉強になります。
秋の夜長というくらいに、この季節は勉強や読書に集中できるのもある。
よし。今年ももう三カ月しかないとネガティブな眼鏡で見ないで、この季節も精一杯楽しもう!
そうして私は秋風の空の下、本を読むために眼鏡を掛けた。
小二の秋はこうして過ぎていく。
青春
公開:20/09/24 21:23

とーしろさん

はじめまして~。
いつだって初心で、挑戦者のこころでぶっ込みたい素人モノ書きです。

沢山の方々に支えられ、刺激を与えられ、触発されて今日ももちょもちょ書いております。
一人だけでは生み出せないモノがある。
まだ見ぬステキな創造へ、ほんの少しずつでも進んでいきたい。

ショートショートというジャンルに触れる切っ掛けをくださった、
月の音色と大原さやかさんを敬愛し感謝しております。

興味をもって読んでくださる全ての方にも、ありがとうございます~^^

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