"かつての世界"について話そう

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 創造された数多ある世界"ワンダー"と、
 全ての根源である"世界樹"の間には、
 最初の世界"ロード"が存在する。
 そこは、神にとって創られた世界というより、
 神を創り出すために生まれた世界と言える。
 平坦で長大な形状をした世界で、
 北端の世界の起点には"真実"があり、
 南端の世界の果てには"終焉"がある。
 創造者の素質ある者"ア―ゼンノア"は世界の果てを目指し、
 "終焉"に到達した時、この世界は役目を終える。
 その事実を知った素質無き者が、世界の終焉を防ぐために、
 ア―ゼンノア達と人知れず戦いを繰り広げた。
 長い戦いの末、世界は終わった。
 "ア―ゼンノア"が"終焉"に到達したと同時に、世界は止まった。
 朝も夜も来なくなり、無機質な天井のような蒼空が世界を覆った。やがてそれは最期の黄昏に染まり、果ては星のない夜空となり、最後は闇へと変わり、"ロード"は消えた。
ファンタジー
公開:20/09/23 20:51
世界 ファンタジー

Arujino( 東京都練馬区 )

まずは、こんにちは。

練馬区で活動中の、趣味の絵描きです。

小説・脚本なども執筆してます。

【番号なし】 用語・設定解説

【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』 探偵と怪盗の対決が娯楽化した世界での物語。

【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』

【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』 戦争による差別と弾圧に支配された世界での物語。

【Ⅳ】 連載作品『ドライワンダーに遣う』

【001~】 短篇集『short TaleS』
 

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