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ドギツイ服とドギツイ香水を纏って現れたのは、フリー記者のブルーダー・ユア。先程言った通り、こいつは専属ではない。
「ちょっと!何ですかあなたは?!」
両足に装具を付けた少年がブルーダーの後ろから現れた。
「よう。トト」「わん」
彼こそが主人とわたしの専属記者だ。
「何だよ?こっちは取材中だぜ。何だそのいかしたブーツは。どこで買えんだ?」
「特注品ですよ。それに、取材中なのはこっちですよ」
そういえば、この二人は初対面だったか。
ドギツイ方は置いておくとして。
記者の名はトト・クラカ。
幼く見えるが、年は二十歳手前だったはず。
我々の初めての盗縛劇の記事でデビューを飾った新米記者であり、それをキッカケに知り合った。足に装具を付けているのは生まれつき下半身の骨が弱いからだそうだ。
そんな彼がなぜ、足でネタをかき集める記者の道を志したのかはまだ聞いていない。
「ちょっと!何ですかあなたは?!」
両足に装具を付けた少年がブルーダーの後ろから現れた。
「よう。トト」「わん」
彼こそが主人とわたしの専属記者だ。
「何だよ?こっちは取材中だぜ。何だそのいかしたブーツは。どこで買えんだ?」
「特注品ですよ。それに、取材中なのはこっちですよ」
そういえば、この二人は初対面だったか。
ドギツイ方は置いておくとして。
記者の名はトト・クラカ。
幼く見えるが、年は二十歳手前だったはず。
我々の初めての盗縛劇の記事でデビューを飾った新米記者であり、それをキッカケに知り合った。足に装具を付けているのは生まれつき下半身の骨が弱いからだそうだ。
そんな彼がなぜ、足でネタをかき集める記者の道を志したのかはまだ聞いていない。
ファンタジー
公開:20/09/20 19:48
更新:20/09/20 19:59
更新:20/09/20 19:59
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連載
探偵
記者
怪盗
まずは、こんにちは。
練馬区で活動中の、趣味の絵描きです。
小説・脚本なども執筆してます。
【番号なし】 用語・設定解説
【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』 探偵と怪盗の対決が娯楽化した世界での物語。
【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』
【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』 戦争による差別と弾圧に支配された世界での物語。
【Ⅳ】 連載作品『ドライワンダーに遣う』
【001~】 短篇集『short TaleS』
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