眠気と自然の狭間で

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夜中の時間帯。ふと欠伸をしながら布団からゆっくりと体を起こす。
ちゃんと開いてくれない目と異常な眠気。涼しげな気候とコオロギの鳴き声は何かしようと言う気を妨げ、眠気を後押しして行く。
たまに聞こえてくるフクロウの鳴き声と車の走る音は、自然と文明が絡み合った音色のよう。
ウトウトとしているまま、大きく欠伸をすれば包み込むかのように自然の風が心地よく体に当たって行く。
身体はもうまるで発熱しているかのように温まり、欠伸が数秒事に出てくる。
頭は回らなくなり、何かしようとしていた心はいつの間にか「何で起きているんだっけ?」という気持ちに早変わり。
悩んでまで起きている必要はないが、目を瞑ればあっという間に夢の世界。
自然の風とその音色。そして文明の車の音を耳にし肌に感じながらゆっくりと息を吐く。
自らに「お疲れ様」と言い聞かせ、布団にまた寝転がり、私は目を瞑る…
その他
公開:20/09/20 01:42

勇と申します。
まずは書く楽しさを取り戻したいと思ってます。
ゆっくりと考えを変えていきます。
最近は気まぐれに更新中です。

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