コノハズクのコノハ

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プッポッポー、プッポッポー
キャハハハハハ!
三歳の美由はコノハズクの絵本が大好き。涼子は昨夜も鳴き声を何度もやらされ寝不足でヘトヘト。

―まもなく、3番線に電車が参ります。
怒涛の月曜を終えて帰宅の電車を待ちながら、涼子は新しい部長を思い出していた。とろんと眠そうな目だったなぁ。と、ホームに丸太が入ってきた。いつもの電車と様子が違ったが、早く家で休みたいので乗ってみると、美由の声のアナウンスが聞こえ、肩の上に小さな何かが留まった。
―こちらは、このはずくのこのは。
―部鳥のコノハです。よろしく。
―もりによるがきました。しずかーなよる。
―プッポッポー、プッポッポー
美由とコノハが読み聞かせをしてくれているらしい。丸太電車の木の香りと揺れが心地いい。

ピピピピッ。目を覚ますとそこは家のベットで隣には美由。スマホに手をのばすと頭から木の葉が1枚ハラリと落ちた。9/12 tue 7:00
ファンタジー
公開:20/09/20 01:06
更新:20/09/20 01:08
コノハズク(日本で一番小さなフクロウ)

マーモット( 長野県 )

初投稿は2020/8/17。
SSGで作品を読んだり書いたり読んでもらえたりするのは幸せです。趣味はほっつき歩き&走り(ながらの妄想)。
 

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