犬猫俳句対戦

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犬と猫が僕達の事を詠んだ俳句で、どっちが良いか試合しようと言い出した。それは面白いワン、早速勝負ニャン。
★張抜きの猫も知るべし今朝の秋・・張り抜きとは、張り子の猫のことで、首をゆらゆらさせ秋立つ今朝の風を感じている分け。
おォ、松尾芭蕉の句できたな。だったら僕も芭蕉で一句でどうだ!
★江戸衆や庵の犬にも御年玉・・江戸っ子は訪問先の犬にもお年玉をあげていたのだ。次行くよ!
★こほろぎや 犬を埋めし 庭の隅・・ 命を亡くした犬にも負けず、飼い主もまた自分の命に向き合わなくてはならぬ。
ウーン、正岡子規ね、だったら私も子規の句を返すわ。
★内のチヨが隣のタマを待つ夜かな・・それは大変な勢いで鳴きわめき、待っているのです。
では皆さんの句から。
★午前様 犬が喜び 妻にバレ(ほり・たく)
★拾い主 気がつけば 猫の召使い(ミーコ)
うちらは皆さんに愛されている幸せものだ、引き分けにしようネ!
ファンタジー
公開:20/09/14 11:21
更新:20/09/14 12:59

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