こんな気持ちになるなら読まなきゃよかった
2
3
本を読み終えた。
不朽の名作ともいえる、有名な恋愛小説。読み進める度に、主人公に移入していく感情。彼女はどうするのだろうか、彼女はどうなるのだろうかと、好奇心が赴くままにページをめくった。
あとがきさえも読み終えた時、大きな満足感と、少しの後悔が残った。物語はハッピーエンドではなかったのだ。わたしは、主人公に今の自分を重ね、彼女が幸せになってくれることを願いながら読んでいた。心のどこかで、彼女が幸せになることで、自分もそうなると望みたかったのかもしれない。
けれど、結果はそうはいかず。小説でさえそうなのだ。まして、現実は甘くない。自分の進む道に濃い霧がかかったような気がした。
こんな気持ちになるのなら、初めから読まなければよかった。そもそも、初めから、好きにならなければよかったのかもしれない。なんて、途方もないことを考えながら本を置いた。
不朽の名作ともいえる、有名な恋愛小説。読み進める度に、主人公に移入していく感情。彼女はどうするのだろうか、彼女はどうなるのだろうかと、好奇心が赴くままにページをめくった。
あとがきさえも読み終えた時、大きな満足感と、少しの後悔が残った。物語はハッピーエンドではなかったのだ。わたしは、主人公に今の自分を重ね、彼女が幸せになってくれることを願いながら読んでいた。心のどこかで、彼女が幸せになることで、自分もそうなると望みたかったのかもしれない。
けれど、結果はそうはいかず。小説でさえそうなのだ。まして、現実は甘くない。自分の進む道に濃い霧がかかったような気がした。
こんな気持ちになるのなら、初めから読まなければよかった。そもそも、初めから、好きにならなければよかったのかもしれない。なんて、途方もないことを考えながら本を置いた。
恋愛
公開:20/09/13 20:52
ログインするとコメントを投稿できます