双子シンクロニシティ

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教師を夢見るも現実に叩きのめされ、片田舎へと飛ばされた俺はそこで運命的な出会いを果たした。
双子シンクロニシティ。そこでは双子が互いの気持ちを言葉にせずとも通じ合えるように、互いの痛みを共有するように、皆が皆を思いやれていた。その光景に涙する。
「どうしたんですか先生?どこか痛いんですか?」
「その辛さを教えて下さい。皆で分け合いましょう」
皆が一丸となって私を心配してくれる。
「さあ、このシンクロ煮シチューを食べて下さい」
差し出されたそれを口にする。ああ…私にも流れ込んできたぞ。皆の気持ちが、思いが…全て理解できる…
それと同時に皆に私の気持ちが伝わったようだ。皆が私の熱い思いを汲んでくれた。

1年後、私は元の職場への復帰が認められた。
私はシンクロ煮シチューのレシピを手に元の職場へと急ぐ。
早く皆にシチューを食べさせて、意志の統一化を図ろう。
双子シンクロニシティが世界を救う!
公開:20/09/12 18:45

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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