守護霊 1
2
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「俺、産まれてから一度もインフルエンザとかそういう病気になったことなくて」
飲み会にて心霊系の話題になり我先にとお調子者で今年入社の後輩が話し始めた。
「そんでこの前占い師に視てもらったら俺に憑いてる守護霊ってのがめちゃくちゃ強いらしくって」
結局話のオチは何もなく。それで話は終わり彼は上司や先輩から色々と突っ込まれていた。
「アイツ、なんかムカつかね?」
居酒屋を出て同期の春山が俺に言った。
「ちょっと明日からヤキ入れるわ」
彼の目は楽しげに前を歩く後輩に向けられている。
「やめとけ…マジでアイツは」
「何だよ、アイツの話を信じるのか」
俺は何も返せなかった。
春山はその帰り道にビルからの落下物が直撃して死んだ。
後輩に憑いてるのは守護霊…
そんな生易しいモノじゃない…
後輩と会社で会うたびにソイツはジッと視線を俺に向ける。
それはコイツに手を出したらどうなるかと語ってるように視えた。
飲み会にて心霊系の話題になり我先にとお調子者で今年入社の後輩が話し始めた。
「そんでこの前占い師に視てもらったら俺に憑いてる守護霊ってのがめちゃくちゃ強いらしくって」
結局話のオチは何もなく。それで話は終わり彼は上司や先輩から色々と突っ込まれていた。
「アイツ、なんかムカつかね?」
居酒屋を出て同期の春山が俺に言った。
「ちょっと明日からヤキ入れるわ」
彼の目は楽しげに前を歩く後輩に向けられている。
「やめとけ…マジでアイツは」
「何だよ、アイツの話を信じるのか」
俺は何も返せなかった。
春山はその帰り道にビルからの落下物が直撃して死んだ。
後輩に憑いてるのは守護霊…
そんな生易しいモノじゃない…
後輩と会社で会うたびにソイツはジッと視線を俺に向ける。
それはコイツに手を出したらどうなるかと語ってるように視えた。
ホラー
公開:20/09/10 02:38
更新:20/09/11 13:41
更新:20/09/11 13:41
創作が好きで自分のペースで作品を書いていきたいと思います。
宜しくお願いします。
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