地球侵略作戦
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「地球侵略は進んでいるかね?」
「はい、司令官殿!順調に進行しております!」
モニターには地球の地図が表示され、各国での作戦の進捗状況がうつしだされていた。
「司令官殿!この作戦は、司令官殿が立案したとお聞きしました。私などには到底思いもよらぬ、奇抜でかつ効果的な作戦だと認識しております。どのようにして、こんな作戦を思いつかれたのでしょうか?」
薄く笑いを浮かべ、司令官は答える。
「行動パターンの分析だよ。人間は、地球に生息している『ある生物』を前にすると、いやおうなしに戦闘意欲をそがれてしまうのだ。それがわかっているのであれば、あとはその弱点をつけばよい。その生物を増やし、送り込むだけだ。時間の経過とともに、戦闘意欲のかけらもない、ふぬけた抜け殻だけが、そこに残されるはずだ……」
「なるほど。そうやってこの……『オペーレーション ネコ』が生まれたのですか。恐ろしい作戦ですね」
「はい、司令官殿!順調に進行しております!」
モニターには地球の地図が表示され、各国での作戦の進捗状況がうつしだされていた。
「司令官殿!この作戦は、司令官殿が立案したとお聞きしました。私などには到底思いもよらぬ、奇抜でかつ効果的な作戦だと認識しております。どのようにして、こんな作戦を思いつかれたのでしょうか?」
薄く笑いを浮かべ、司令官は答える。
「行動パターンの分析だよ。人間は、地球に生息している『ある生物』を前にすると、いやおうなしに戦闘意欲をそがれてしまうのだ。それがわかっているのであれば、あとはその弱点をつけばよい。その生物を増やし、送り込むだけだ。時間の経過とともに、戦闘意欲のかけらもない、ふぬけた抜け殻だけが、そこに残されるはずだ……」
「なるほど。そうやってこの……『オペーレーション ネコ』が生まれたのですか。恐ろしい作戦ですね」
SF
公開:20/09/06 13:42
たけのこです。
諸事情によりきのこたけのこ論争には加担できません。
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