メルヘン・ファンタジア・フェスティバル

時は遡り、開会式。
夢幻祭は、童話やお伽話の世界、メルヘン・ファンタジアで行われる大規模な祭典だ。
「それでは、創造主にして想像主。メルヘン・ファンタジアの精霊王から、開会の言葉です。」
白雪姫やシンデレラ、裸の王様、ジャックなど、童話の主人公達が熱心に精霊王の話を聞く。
光る蝶、喋る花々、煌めく星々、美しきファンタジア全体が祭典を楽しんでいるようだ。
「我々は人間に夢を与えてきた、次は私たちの番だ…。」
精霊王はそこで言葉を切る。精霊達のラッパがファンファーレがまもなく開会宣言だ。
「人間から『夢』を沢山回収した者を"本"から自由に出して人間世界をくれてやろう。それでは幸運を祈る。良き幻想を！」「『良き幻想を』ッ！」

こうして自らが考えた「空想競技」で人類の「夢」を集める争奪戦、メルヘン・ファンタジア・フェスティバルがはじまった。

SSGのTシャツと"世界"は誰の手に？