私がカウンセラーになったのは
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え、私がカウンセラーになった理由ですか、そうですね。
私が小学六年生のときなんですけどね。当時、私の家は両親とも共働きで、こちらに無関心だったんですよ。気にかけて欲しいのに、私のことなど見なかったんです。内向的だったこともあって、私はいつも外で一人遊びをしていたんです。そこで、そう。何と言うか。詳しくは話しませんが、偶然私は子供が見るにはあまりにも惨いものを見てしまったんです。警察が来るぐらいでした。私自身も衝撃を受けましてね。警察の計らいで、カウンセリングを受けることになったんですよ。それが切っ掛けです。
え?ああ、そういうこともありますよね。
私ですか?勿論、違いますよ。感謝はしていますがね。
その時の先生の目に私が映ることが忘れられなかったんです。当時を思い出すだけで、堪らない。
ほらだって、ニーチェも言っているでしょう?
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
私が小学六年生のときなんですけどね。当時、私の家は両親とも共働きで、こちらに無関心だったんですよ。気にかけて欲しいのに、私のことなど見なかったんです。内向的だったこともあって、私はいつも外で一人遊びをしていたんです。そこで、そう。何と言うか。詳しくは話しませんが、偶然私は子供が見るにはあまりにも惨いものを見てしまったんです。警察が来るぐらいでした。私自身も衝撃を受けましてね。警察の計らいで、カウンセリングを受けることになったんですよ。それが切っ掛けです。
え?ああ、そういうこともありますよね。
私ですか?勿論、違いますよ。感謝はしていますがね。
その時の先生の目に私が映ることが忘れられなかったんです。当時を思い出すだけで、堪らない。
ほらだって、ニーチェも言っているでしょう?
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
その他
公開:20/09/03 22:00
特殊過ぎたかもしれない
逆転の発想
あまり文章を書くのが得意ではないのですが、出来る限り投稿していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
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