流れ星の願い(1)流れ星の気持ち

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夜空の流星群を見上げていた女の子がお父さんに聞いた。
「流れ星に願いを唱えると叶うって本当?」
「ああ、本当だよ」
「じゃぁ、流れ星が何か願ったら誰が叶えるの?」
父親は答えられなかった。
しかし、流れ星の願いははっきりしていた。

「熱い!」「熱い!」「熱い!」「熱い!」「熱い!」
「溶けていく!」「溶けていく!」「溶けていく!」「溶けていく!」「溶けていく!」
「助けてくれ!」「助けてくれ!」「助けてくれ!」「助けてくれ!」「助けてくれ!」

要するにそういうことだ。
大気との摩擦で高熱を発し溶けて蒸発していく。
小さな流れ星は大気中で消滅し、大きなものは隕石として地表に落下する。
その間の自分たちは灼熱の地獄なのだ。

流れ星は、一つ、二つ、三つと次々に消滅していく。
「あぁっ!」「うわぁ!」「ぎゃあっ!」
阿鼻叫喚の地獄だ。
流れ星の殆どが地上に届くまでに消滅する。つまり死ぬのだ。
SF
公開:20/09/01 12:05
流れ星 少女 1/3 SFファンタジー 続く

わんにゃん( 大阪・京都 たまに東京 )

人生3度目の小説への挑戦です。最初は中高生の時でした。

R2.8.29 初めての利用から数日ですが、コメントされる喜びとコメントする楽しさが分ってきました。こじんまりとしたSNSみたいでいい雰囲気ですね。

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【入院】10.29(木)から心臓冠動脈バイパス術で入院します。術日は11.2(月です。
【手術】成功しました。皆様からの応援の賜物と厚く感謝申し上げます。心臓ICUから通信許可出ましたv
【退院】11.14(土)退院。応援有難うございます。ご心配おかけしました。
【他サイト】エブリスタhttps://estar.jp/users/581438913

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