消えた猫と騒然となった別荘

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今日はお爺ちゃんの別荘に遊びに来た。大好きな猫のアクア、ここに来るといつも僕にじゃれて来て遊んであげるんだ。でも今日は来ない、アクアは家出したみたいでお爺ちゃんが探偵さんに探してもらっているって言ってた。
僕も探そうと思ってアクアとよく遊んだ庭の噴水の辺りに行ってみた、そうしたら見なれない二人がいて男の人がアクアを抱っこしてる。
「おじさん探偵さん!?見つけてくれたの!?」
「そうだよ~お兄さんが見つけたんだよ~」
そう言って僕に渡してくれた。
「今日来てすぐ見つけるなんて探偵さんって天才なんだね!」
「参考になる日記帳があったからね~早く見つけられたよ、もしかして作者は君かな?」
僕は大きく頷いた。
そして三人で中に戻ると何かあったのか大人達がバタバタしていた。
その他
公開:20/08/29 19:11
ノベルちゃん三題 「噴水、作者、天才」 前作と繋がってます

癒月連理( 岩手 )

2020.3.16にこの場所を見つけて、長文を書くのが苦手な私でもショートショートなら挑戦できるかなと思い、投稿を始めました。

このショートショートガーデンで書くことの楽しさを知る事ができました。
自分なりに色々文章を模索していきたいと思います。
作品を読んで気になった事がありましたら、是非コメントをお願いします、厳しいコメントもお待ちしています。

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