真夜中のコンビニ
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真夜中のコンビニに吸血鬼がやってきた。
「すみません、これ下さい」
「あの~」
「なんですか?」
「これ、ペペロンチーノですが」
「それが何か?」
「ニンニク、大量に入っていますけど」
「大丈夫ですよ。精力が付いて結構な事じゃないですか」
「それと」
「まだ、何か?」
「こんな明るい所にいて大丈夫ですか」
「はい、大丈夫ですよ。たまには光を浴びないと健康に悪いでしょ」
「念のため確認ですが」
「何でしょう?」
「私の血、吸ったりしませんよね」
「ははは、私がそんな野蛮な事をするわけないじゃないですか。偏見も甚だしいですな」
「それじゃ、あなたはいつも何を啜っているんですか」
「花の蜜です。こう見えてヘルシー志向なので」
「蜂蜜とか?」
「う~ん、悪くはないけどカロリーがねえ。あれって結構、高いんですよ。コレステロール。だから、成人病にならない様に医者の言う通りの食事制限をしているのです」
「すみません、これ下さい」
「あの~」
「なんですか?」
「これ、ペペロンチーノですが」
「それが何か?」
「ニンニク、大量に入っていますけど」
「大丈夫ですよ。精力が付いて結構な事じゃないですか」
「それと」
「まだ、何か?」
「こんな明るい所にいて大丈夫ですか」
「はい、大丈夫ですよ。たまには光を浴びないと健康に悪いでしょ」
「念のため確認ですが」
「何でしょう?」
「私の血、吸ったりしませんよね」
「ははは、私がそんな野蛮な事をするわけないじゃないですか。偏見も甚だしいですな」
「それじゃ、あなたはいつも何を啜っているんですか」
「花の蜜です。こう見えてヘルシー志向なので」
「蜂蜜とか?」
「う~ん、悪くはないけどカロリーがねえ。あれって結構、高いんですよ。コレステロール。だから、成人病にならない様に医者の言う通りの食事制限をしているのです」
公開:20/06/18 15:36
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