真夜中のコンビニ

真夜中にコンビニへ行った。
ウイーン、ガチャ。ウイーン、ガチャ。
「イラッシャイマセ」
ロボットの店員が私を出迎えた。
ロボット店員はその後も私の後をゆっくり付いてきた。
「キョウハ　ナニヲ　オサガシデスカ？」
「小腹が空いたので夜食を買いに来たんだよ」
「アナタハ　オイシャサマカラ　ショクジヲ　セイゲンサレテ　イルハズデス」
「なぜそれを知っている」
「アナタノ　データーハ　オモチノ　スマホカラ　エマシタ。アナタノ　ギンコウノ　ショジキンヲ　コウリョシ　アナタガ　コノミセデ　カエルモノハ　アリマセン　トットト　オカエリクダサイ」
「何でお前にそんな事を言われなければならないんだ」
「アナタガ　ココデ　ナニカ　カイ　タベタ　ケッカ、　アナタガ　シヌ　コトハ　アナタニ　トッテ　タカイ　カイモノ　ダト　オモイマセンカ」
「放って置け」
「ツマリ　アナタノ　イノチノ　ネダンハ　イチマンデスネ」