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女は路肩に小さな机を置いた老オンナ占い師の前に座った。占い師は女の手を一瞥して「あなたはいま、好きな男性のことで悩んでますね。それは誰もあることですが。あなたの場合は、それがどうも切迫しているね。きょうにも別れようかどうかと考えている。騙されているんじゃないか。浮気されているんじゃないか。それがもう目の前にチラついてどうにもならない」占い師はそういって女の顔をじっと見据えた。
「よくわかるわね。やっぱりそんな風に見えるのね。で、どうしたらいいの?教えてよ!」
「キッパリ別れなさい。それが一番いい。新しい相手を探しなさい。姓名判断で行くと、シンジとかシンイチとかシンの付く名前がいいね」
「そう……。そうしてみるわ。ありがと」女はサッと金を置いて去って行った。
「この裏の店のホストと揉めてグダグダになる前に新しいフリーの店の子を紹介する。これも縁結びのうちさ。よかった、よかった」
「よくわかるわね。やっぱりそんな風に見えるのね。で、どうしたらいいの?教えてよ!」
「キッパリ別れなさい。それが一番いい。新しい相手を探しなさい。姓名判断で行くと、シンジとかシンイチとかシンの付く名前がいいね」
「そう……。そうしてみるわ。ありがと」女はサッと金を置いて去って行った。
「この裏の店のホストと揉めてグダグダになる前に新しいフリーの店の子を紹介する。これも縁結びのうちさ。よかった、よかった」
その他
公開:20/06/18 16:19
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
ここに投稿する以外にも、自分のブログに同時掲載しているときがあります。
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