殺人事件2

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私は探偵。
探偵といっても、依頼が舞い込んできたことがない、素人探偵である。

あまりにも暇で、私は車で旅行に出かけた。
だが、土砂崩れのせいで、この日はもう進めそうもない。
近くに洋館があったので立ち寄った。
その洋館には、持ち主がいなかったが、私と同じような状況の男女が、4人いた。

その洋館で、密室殺人事件が起きた。
「私は探偵です!」と、カッコつけて言ったのだが、犯人はもちろん、何も分からなかった。

殺人事件が起きて、1時間。
私は、奥の手を使うことにした。
「犯人が分かりました。私が言ってもいいですが、自分で言ったほうが気持ちよくありません?
 私は、トリックも、全部わかっているのですから!」と言った。
これが、見事に成功し、犯人は観念した様子で名乗り出た。

無事に皆救出され、H氏は捕まった。
私は心の中でこう思った。
「次、殺人事件が起きたらまたこの方法でいこう…」
ミステリー・推理
公開:20/06/16 19:31

KEITA

小学5年生です。
最後の一文を読むまで結末が分からないショートショートを描きたいです。

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