「ぞう」
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                                むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがいました。
ある日、山へ芝刈りに出掛けていたお爺さんが、迷子になり衰弱していた白いゾウを連れて帰ってきました。
お爺さんとお婆さんは一生懸命ゾウの世話をしました。やがてゾウは元気になりました。
その後もふたりはゾウを可愛がりました。それからというもの、ふたりには様々な幸運が舞い込んできました。白いゾウには幸運をもたらす力があったのです。
そんな一部始終をみていたお爺さんとお婆さんがいました。隣家の夫婦です。ふたりは白いゾウを求めました。しかし、そう簡単には見つかりません。
そこで普通のゾウを連れてきて、白いペンキで塗ったのです。これでうちにも幸運が舞い込んでくるぞ、とふたりは鼻の下をのばしました。
ところが、なかなか幸運は舞い込んできません。それどころか首を長くして待っていたふたりに、ようやく舞い込んできたのは憎悪に満ちた不幸の連続だったとさ。
    ある日、山へ芝刈りに出掛けていたお爺さんが、迷子になり衰弱していた白いゾウを連れて帰ってきました。
お爺さんとお婆さんは一生懸命ゾウの世話をしました。やがてゾウは元気になりました。
その後もふたりはゾウを可愛がりました。それからというもの、ふたりには様々な幸運が舞い込んできました。白いゾウには幸運をもたらす力があったのです。
そんな一部始終をみていたお爺さんとお婆さんがいました。隣家の夫婦です。ふたりは白いゾウを求めました。しかし、そう簡単には見つかりません。
そこで普通のゾウを連れてきて、白いペンキで塗ったのです。これでうちにも幸運が舞い込んでくるぞ、とふたりは鼻の下をのばしました。
ところが、なかなか幸運は舞い込んできません。それどころか首を長くして待っていたふたりに、ようやく舞い込んできたのは憎悪に満ちた不幸の連続だったとさ。
        その他
      
      公開:20/06/17 23:45      
    
                  くびがながいぞう 
                  スクー 
              
    まったり。
2022年…3本
2021年…12本
2020年…63本
2019年…219本
2018年…320本 (5/13~)
壬生乃サル(MiBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)
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                           壬生乃サル
壬生乃サル