真夜中のコンビニ
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「ういっ、こらっ、ご主人様のお帰りですよ。馬鹿野郎」
真夜中のコンビニに酔っぱらいが入って来た。
「おじいちゃん、ここはあなたの家ではないですよ。・・・ちょっと、地べたに座らないの。ほら、ちゃんと立って歩いて」
「あっ、警察の方ですか、いつも国民のために汗水働いて頂き、ご苦労様です、グ~」
「うわ~、こんな所で寝ちゃったよ。どうしよう」
「加奈子、ごめんよ・・・俺、いつもお前にすまないと思っている。いつも苦労を掛けてごめんよ」
「この人も色々あったのね。もうしばらくだけ寝かせておこうかしら」
「加奈子、すまないと思っている。だから、お金を貸してくれ。明日には競馬で倍にして返すから」
「やっぱり、前言撤回。おじいちゃん、起きなさい。起きろー。ふ~、起きないか。こうなったら最後の手段、一番線に列車、参ります。どちら様も白線の外側でお待ちください。プルルル。お客さん、終点ですよ。起きて下さい」
真夜中のコンビニに酔っぱらいが入って来た。
「おじいちゃん、ここはあなたの家ではないですよ。・・・ちょっと、地べたに座らないの。ほら、ちゃんと立って歩いて」
「あっ、警察の方ですか、いつも国民のために汗水働いて頂き、ご苦労様です、グ~」
「うわ~、こんな所で寝ちゃったよ。どうしよう」
「加奈子、ごめんよ・・・俺、いつもお前にすまないと思っている。いつも苦労を掛けてごめんよ」
「この人も色々あったのね。もうしばらくだけ寝かせておこうかしら」
「加奈子、すまないと思っている。だから、お金を貸してくれ。明日には競馬で倍にして返すから」
「やっぱり、前言撤回。おじいちゃん、起きなさい。起きろー。ふ~、起きないか。こうなったら最後の手段、一番線に列車、参ります。どちら様も白線の外側でお待ちください。プルルル。お客さん、終点ですよ。起きて下さい」
公開:20/06/16 15:17
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